2011年11月21日

軽小話

今朝の新聞に、

newspaper
『若者向け娯楽小説 ライトノベルを狙え〜角川先行、講談社参入へ〜
 文庫市場の2割に成長、マンガ・アニメ・ゲームとも連動』
という記事が結構デカく採り上げられていた。

文庫本の市場が縮小を続ける中で
ライトノベルだけは04年度から13.6%の成長を示している、
講談社はマンガ部署にラノベ編集部を設け、
出版各社はメディアミックスが行いやすい点に注目云々。

当然、電撃文庫の新人賞に6000作近い応募があったこと、
電撃26%、富士見ファンタジア10%、ファミ通7%、角川スニーカー5%に加え
先日MF文庫も傘下に収めたことで実に56%のシェアを
角川系列が握ることになった点にも触れられている。

あとグラフに登場するのは、すっかり落ち目の
集英社スーパーダッシュ(4%)、小学館ガガガ・ルルル(2%)のみ。
残り38%は「その他」扱いである。

novel
それでは「その他」レーベルどもの一部を
独断と偏見を込めてネタにしようと無駄なことを思い立つのであった。


HJ文庫(ホビージャパン)

 06年創刊。昨年『いちばんうしろの大魔王』がアニメ化されたが後は続かず。
 出版社的にミリタリーネタを織り込むこともあったが最近は減少気味?
 最近はやたらと長い説明調タイトルが多いところが
 他レーベル(=電撃)の後追いというイメージに拍車をかける。

一迅社文庫(一迅社)
 08年創刊。メディアミックスをハナっから諦めたかのような
 グロテスクなホラーや直截的なエロなど尖ったタイトルが多く
 時折注目されることもあったりなかったり。
 女性向けレーベル『一迅社文庫アイリス』もあるが
 こちらはコバルト文庫など既存レーベルに隠れ気味。
 『百合姫』絡みで百合ものを数冊出したが尻すぼみだった。

スマッシュ文庫(PHP研究所)
 10年創刊。PHP研究所といえば「PEACE and HAPPINESS through PROSEPERITY」
 をモットーにお堅い本を出しているイメージが強いのだが。
 08年からコミック出版部が発足しているが、
 こちらの作品は大半が「マンガで分かる〜」といった実用書(?)
 はたして誰がラノベ部門発足にゴーサインを出したのかが非常に気になる。
 毎月1.2冊刊行とペースが遅いため影が薄い。

このライトノベルがすごい!文庫(宝島社)
 09年創刊。刊行ペースは月2冊程度(出ない月も多い)。
 『この〜』の選考からは自前レーベルが外されており
 いまだに話題作は出ていない。
 正直なところ刊行作を読んだことがないので分からないことだらけ。

メガミ文庫(学研)
 04年創刊(wikipedia情報)。アニメ原作メインだったが、
 08年にテコ入れされ『メガミノベル大賞』を公募、
 一時的にオリジナル作品の刊行数が増えた。
 09年9月には一挙4冊を刊行し『奇数月最終木曜日発売』と謳ったが、
 以降はフリーダムがいきすぎて看板作品を輩出できず失速。

芳文社KR文庫(芳文社)
 06年ごろ創刊。芳文社のきらら系漫画誌で連載されている
 4コマをノベライズしたタイトルを刊行していた。
 『ひだまりスケッチ』では、ゆのは山梨、宮子は九州出身という
 ここで判明した公式設定(原作者に確認したとあとがきにある)も。
 一通り人気作品のネタを使い終えたところでフェードアウトした。

VA文庫(ビジュアルアーツ)
 08年創刊。読む前にゲーム本編をプレイしたことが前提の
 タイトルがメイン。他社レーベルから『Kanon』を引き上げ
 全年齢化してリリースしていたが、2010年の刊行数はたった2点。
 エロゲー屋以外で売っているのを見たことがないが
 近日中に初のオリジナル作品を出すなどテコ入れが入る模様。
posted by 環 俊次 at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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